住宅確保困難
親族等の保証人がいない
- 賃貸住宅を探しています。親族等の保証人を求められるのですが、身寄りがないことから保証人をたてることができません。どうしたらよいでしょうか。
家賃債務保証会社の審査がとおり承認を得られた場合には、保証会社の保証を付けることで、親族等の保証人は不要とする賃貸住宅もありますから、仲介業者にそうした住宅のあっせんを依頼してはいかがですか。なお、家賃債務保証とは、家賃等を滞納した場合に、連帯保証人と同様に、家賃等の債務を保証してくれるものです。また、保証人を要求される理由の一つとして、退去時の残存家財等の処理にお金がかかるといったことがあげられますが、これらを退去者に代わって行う民間のサービスもあります。
住民サービスについて
- 老夫婦で暮しています。急病や将来の孤立死が心配です。安否確認や見守りサービスについて教えてください。
緊急時の対応や安否確認など、市町村によっては、緊急通報機器の貸し出しや、見守りサービスなどを行っています。
サービスの内容や利用条件などは、実施している市町村により異なります。最寄りの市町村に問い合わせてください。
また、市町村以外にもNPO法人や、民間による有料での安否確認や見守りサービスも増えてきています。サービス内容や料金等を確認し、目的にあったものを選択しましょう。
サービス付き高齢者住宅(サ高住)とは
- 高齢になり、この先一人暮らしを続けられるのか心配で、元気なうちにサービス付き高齢者住宅に入居したいと思います。どうやって探せば良いですか?
「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」とは、60歳以上の高齢者単身もしくは60歳未満で要介護認定を受けている方向けのバリアフリー対応の賃貸住宅です。また同居も可能で、その条件は①配偶者、②60歳以上の親族、③要介護か要支援の認定を受けている親族、④特別な理由により知事が認める方となります。従って夫婦世帯でも居住できる賃貸住宅です。
一般の住宅と同じように自由な暮らしをしながら、安否確認サービスや生活相談サービスを受けることができます。
年々数が増加しており、施設によって費用や特徴、入居条件がさまざまです。
サ高住は介護型と一般型の2種類に分けられます。
●一般型
・自立した生活を送れる高齢者を対象としており、要介護度が上がると退去を求められる可能性がある
・介護サービスを要する場合は、必要なぶんの外部サービスを個別に契約する
●介護型
・要介護度が高めの方でも入居できる
・施設で提供している介護サービスを利用できる
サ高住は、国土交通省・厚生労働省が所管する「高齢者の居住安定確保に関する法律(高齢者住まい法)」の改正によって2011(平成23)年に創設された制度です。
登録された住宅は、下記リンク先からご確認できます。
サービス付き高齢者住宅情報サービスリンク:【https://www.satsuki-jutaku.jp/search/list.php?pref_code=11】