埼玉県住宅供給公社

地震 編

地震への備え

①家具置き方について

過去に発生した大地震の際は、多くの方が倒れてきた家具等の下敷きになるなど大きなケガをしました。

・家具が転倒しないよう、転倒防止グッズ(ポール式器具や粘着シート等)を使用するなど工夫しましょう。
・家具は、なるべく低い家具にするとともに、倒れた時に出入口をふさいだりしないよう、家具の配置を工夫しましょう。

②避難場所や避難経路の確認

地震などの災害が起きた時にあわてずに避難するためにも、自治体が発行する防災マップやハザートマップを入手し、避難場所、避難経路を事前に確認しておきましょう。

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0402/hinanjo.html#homepage
(埼玉県内避難所・避難所関係ホームページ)

③家族との連絡方法

別々の場所にいるときに災害が発生した場合でもお互いの安否を確認できるよう、日頃から安否確認の方法や集合場所などを事前に話し合っておきましょう。

局番なしの「171」

電話をかけると伝言が録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが、伝言を再生できます。
※一般加入電話や公衆電話・携帯電話からもご利用できます。

④備蓄の確保

電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、普段から飲料水や保存の効く食料などを備蓄しておきましょう。

・大規模災害時には「1週間分」の備蓄が望ましいとされています。
・飲料水とは別に、トイレを流すための生活用水も必要です。お風呂の水をいつも張っておくなどの備えをしておきましょう。

⑤非常用持ち出しバッグの準備

自宅が被災したときは、避難生活を送ることになります。
非常時の持ち出すべきものをあらかじめリュック等につめておき、いつでも持ち出せるようにしておきましょう。
災害への備え 備品チェックリスト

地震が発生したら

①落ち着いて身の安全を確保

~室内にいる場合~

大きな揺れを感じたら、まずは揺れによる落下物から頭を守るため、丈夫な机やテーブルなどに身をかくし、揺れが完全におさまるまで待ちましょう。料理や暖房器具を使用中で、その場で火を消せる場合には火の始末を。離れている場合は慌てず、揺れがおさまった後、火の始末をしましょう。

~屋外にいる場合~

建物の近くにいると、看板や壁、さらには窓ガラスが落ちてくる可能性がありますので、カバンなどで頭を守り、安全な場所へ逃げましょう。

②安全な場所に避難

揺れがおさまったら、各市町村が指定している避難所に避難しましょう。
避難する際、通電火災や漏水を防ぐため、電気のブレーカーを下げ、水道の止水栓を閉めて(右(時計回り)に回して閉める)避難しましょう。また、余震等がくる場合があります。エレベーターは使用せず、階段等で避難しましょう。

③近所と協力し助け合う

地震などの災害が発生したときは、ご近所での助け合いが必要となります。とくに、一人暮らしの高齢者や身体の不自由な人などに声をかけ、みんなで助け合いましょう。

④正確な情報を入手する

地震などの災害が発生したあとは、様々な情報が流れます。うわさや誤った情報が多く流れる恐れがありますので、携帯ラジオや防災無線などの情報を基にして、最新の正確な情報を自らが入手するようにしましょう。